農家がパクチーをプランターで栽培してみた!【栽培記録】
この記事は、農家の筆者がプランターでパクチー(コリアンダー)を栽培している記録です。パクチーの成長とともに記事を随時アップしていきます。
色々と失敗しているので、パクチーを育てている方やこれからパクチーを育てようと思っている方は参考にしてみて下さい。
種をまく失敗編【5月12日】
種を播く前にパクチーの発芽について軽く調べてみるとちょっと変わった種だということがわかった。
- 硬い殻に入っている
- 殻に2つ種子が入っている
- 好光性種子
これはひと手間かける必要があると判断!
殻を割って一晩水につけてふやかしてからプランターに種を播きます。
平べったい容器にヒタヒタに濡らしたキッチンペーパーを敷いて、指で割った種をのせてその上から濡れたキッチンペーパーを被せた。
本当に小さな種が二つ入ってる。
この状態で一晩寝かせればふやけるだろう。
ちなみにパクチーの種は柑橘系のような爽やかな香りがします。あの独特なパクチーの香りではありません。
種をプランターに播く失敗編【5月13日】
一晩寝かせた種はこんな感じ。
かなりふやけた感じなのでプランターに播きます。
パクチーは好光性種子なので、発芽に光が必要です。
なので、プランターに事前に水をあげてからバラ播きました。←これが失敗
使っている培養土がゴールデン粒状培養土ということもあって、通気性が良いので表面の土がすぐに乾燥してしまいます。
こりゃダメだ!と思ったけど実験的に朝晩だけ水をあげて発芽するか見てみよう
結論、発芽しませんでした。
芽だし【5月17日】
前回はパクチーを舐めて見事に発芽に失敗したので、本気で発芽させてやります。
種はまだまだ余ってるので、数打ちゃ当たる作戦でガンガンいきます。
ということで、今回は芽だししてからプランターに移すことにしました。
芽だしの手順は前回と同じで、指で割った種をヒタヒタに濡らしたキッチンペーパーで挟んで明るいところに置いて待ちました。
発芽するまでの間、乾燥しないようにたまに水をあげています。
発芽したのでプランターに植える【5月23日】
芽だしを始めて6日で根っこが出揃ってきました。
これ以上いくと根っこが絡まったりキッチンペーパーに根付いちゃうのでもうプランターに植えます。
ここで気になることが1つ。
好光性種子であるパクチーはどの程度の光が必要なのか?
実験してみます。
プランターの左半分は深さ1㎝くらいのところに種を播いて土を被せました。
プランターの右半分にはさっと種が隠れる程度の深さで種を播いてみました。
第一号発芽!!【5月28日】
プランターに種を移してから5日で第一号が発芽しました。
深さ1㎝くらいで播いた方です。
発芽するまでは土が乾燥しないように小まめに水をあげています。
続々と発芽!!【5月30日】
続々と可愛らしい芽が出てきていますが、プランターの左右で発芽が全然違います。
プランターの左側は揃いは悪いけど発芽しています。
プランターの右側は発芽が悪い!!
好光性種子とはいえ1㎝くらいの深さに種を播いても問題なかったです。
むしろ、浅いところに播くと種が乾燥してダメになっちゃいますね。
本葉が展開【6月2日】
まだ発芽してくる種もありますが、早く発芽した芽は本葉を展開し始めました。
発芽が悪い原因を特定【6月5日】
発芽が悪い原因は水きれ。つまり種を乾燥させてしまったこと。
乾燥しやすいプランターの両端の発芽がとても悪く、乾燥しにくい真ん中周辺は順調に発芽しています。
本葉が展開している芽があるのに、発芽したばかりの芽もあるのは、恐らく硬い殻のせい。
しっかり殻が割れていなかった種は発芽が遅れているので揃いが悪いんだと思います。
なんか調子悪いかも【6月16日】
本葉が2枚展開し始めたんですが、なんだか調子悪い。
葉っぱが黄色くなってる
アップにするとこんな感じ。
明らかに順調ではない。
直射日光が当たるところで育ててるので、とりあえず半日だけ日陰になるところに移動しときました。
ハッキリ言って調子悪い【7月3日】
ハッキリ言って調子悪いです。
全然大きくならないし葉っぱが黄色い。
病気も入ってる感じ
考えられる可能性は2つ
- 肥料切れ
- 有効期限が1年過ぎた種なので、そもそも調子悪い
有効期限が切れた種のせいで調子が悪いのであればどうしようもないので、肥料切れと仮定します。
化成肥料を少量(10gくらい)入れて様子を見ます。
今後もパクチーの様子を随時アップするので気になる方はブックマークしといて下さい。
他にもこんな野菜をプランターで育ててます。
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